宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】雪組 『蒼穹の昴』出演者決定

雪組 奏乃 はると 千風 カレン 透真 かずき 真那 春人 彩風 咲奈
久城 あす 杏野 このみ 朝美 絢 愛 すみれ 桜路 薫
天月 翼 白峰 ゆり 和希 そら 朝月 希和 妃華 ゆきの
沙羅 アンナ 叶 ゆうり 諏訪 さき 野々花 ひまり 希良々 うみ
羽織 夕夏 眞ノ宮 るい 星加 梨杏 縣 千 日和 春磨
琴羽 りり 麻斗 海伶 一禾 あお 有栖 妃華 咲城 けい(※)
真友月 れあ 涼花 美雨 稀羽 りんと 花束 ゆめ 聖海 由侑
壮海 はるま 夢白 あや 愛羽 あやね 莉奈 くるみ 紗蘭 令愛
天咲 礼愛 千早 真央 愛陽 みち 蒼波 黎也 絢斗 しおん
麻花 すわん 菜乃葉 みと 風雅 奏 和奏 樹 音彩 唯
琴峰 紗あら 愛空 みなみ 紀城 ゆりや 海咲 圭 希翠 那音
美影 くらら 月瀬 陽 華世 京 霧乃 あさと 華純 沙那
夢翔 みわ 天音 ことは 夢陽 まり 藤影 ゆら 彩名 美希
白綺 華 瑞季 せれな 風立 にき 絢月 晴斗 妃奈 環
瞳月 りく 乙瀬 千晴 小乃美 ゆき 苑利 香輝(※) 紗香 にいな(※)
水月 胡蝶(※) 星沢 ありさ(※) 榊 歩(※) 琴華 ひまわり(※) 清羽 美伶(※)
千乃 新(※)        
専科 京 三紗 汝鳥 伶 一樹 千尋 夏美 よう 悠真 倫
凪七 瑠海        

※咲城けいは、2022年7月25日付で雪組へ組替え。
※苑利香輝、紗香にいな、水月胡蝶、星沢ありさ、榊歩、琴華ひまわり、清羽美伶、千乃新は、2022年5月31日付で雪組へ配属。

誰もが思うことであるが、「専科の特出がすげー多くね?」と。それもキャラがかぶる汝鳥さんヒロさんハッチさんが一緒というのは「オイディプス王」などの専科公演以来だろうか?

中国もので相応の役どころには必要だという観点でありますが、それにしてもカチャが特出する時はその他の専科さんはいなかったような気がした、調べてないけど。

と、色々考えていくうちに、「これ専科さんのうち誰かの退団公演にするんじゃね?」という予感が頭に浮かんだ。一応年齢定年を設けてあると聞いているが、悠真倫さんより上級生は57期研51が二人・59期研50・62期研47と上級生どころか超級生といっていい方々。今でも定年以降の再任用でやってたのかもしれん。

以上一応上級生を見ていったが、もしやもしやのカチャ退団もありえない話ではない。

余談だが、星組から組替えのさんちゃんこと咲城けいさん、雪組に行くと組では3位になるのね。星でも舞空・天飛の次の3位だった。

【宝塚】口上組替

kageki.hankyu.co.jp口上機会四回全て吹き飛んだ生徒さんの救済措置だけど、たったの一回、それもみそっかすのような4人口上ってなんですか?他の生徒さん達から「もう2回やった私の残りの分を彼女にさせて上げてください」という話も絶対あったはずだが、劇団は無視したのだろうか?そして本人や他の生徒さんに強要したとすればいただけない。

【宝塚】宝塚音楽学校受験の光と影

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「姉」は調べれば誰だかはすぐ分かるのでここでは明記しないが、彼女はとんでもないお嬢様の出らしいということはヅカヲタなら知っている公然の秘密だった。
この方は年齢から逆算して99期~101期まで受験していたようだ。姉さんは170超あるようだが、どんなに努力をしても残念ながら「身長155センチ」では合格するのは娘役といえども相当難しい。まして99期100期は美園さくら・星風まどか・華優希といった色々突出したトップ娘役を出した期、101期は星蘭ひとみのようなビジュアルだけがケタ外れの人がいた期で、努力プラス財力を重ねても彼女らのような努力財力では得られないものを持つ人ではなかったのだろう。仮に102期4回目まで頑張ったとしても、今度は舞空瞳・潤花というところがいたのだから撤退して正解だったろう。
たとえ入団できても小柄なジェンヌは例えば音くり寿・湖春ひめ花・現研一首席の茉莉那ふみのような超絶歌うまでないと、子役専業が続く可能性があった。

でもこの方が凄いのは、姉さんが小中高完全一貫の聖心の高等科出身のようにエスカレーターで行けるところをそこから外れて(それだけでも家族や周辺では相当な葛藤があったろう)、「芸能コース」のある高校、夢破れてから残りの一年を高卒の資格を取るだけのために聖心に行けるような身分を持つ者ならば絶対にいかないような高校(偏差値50~55)から明学へいくという変転がすごすぎ。

【宝塚】花組「巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜」新人公演

kageki.hankyu.co.jp

主な配役 新人公演
フランツ・リスト 柚香 光 侑輝 大弥
マリー・ダグー伯爵夫人 星風 まどか 星空 美咲
フレデリック・ショパン 水美 舞斗 鏡 星珠
ジョルジュ・サンド 永久輝 せあ 太凰 旬
     

まず、侑輝大弥さん、新人公演初主演おめでとうございます。
102期は今回長の期で、通常なら既に主演一回はしていてもおかしくない実力者だとは思っていましたが(前回公演「ファシスネイション」のピアノコンチェルトでバリバリ踊っていた)、コロナもあって研7で主演決定となりました。

102期は彼女と月組彩海せら・雪組咲城けい・星組天飛華音・宙組風色日向と同期で5人新人公演主演者が出るという出世組になって、例のアンバサダー世代の次の勢力として重視されることになりました。既にトップ娘役は舞空瞳・潤花と二人輩出、その他も今回主演の同期支えで線上の役がついた太凰旬有栖妃華・都優奈・花宮沙羅・春乃さくらというエトワール経験者が揃い、中々個性豊かな人が揃っていると感じます。

 

空美さん(105期)、新人公演ヒロインは初というのはこの変則変則が続く昨今逆になりましたけど、ここでヒロインになるのは当然。別箱ヒロイン2回ということは本役星風まどかをやるのは今回が初めて、未亡人役は彼女の方が合っているかもしれない。

鏡星珠さん(106期)、入団時成績7番。106期は彼女より成績上の6人のうち男役が4人という男役優位の組で、それを象徴する存在の首席雪組華世京さんは既に雪組新人公演で本役朝美絢の役を無事終わらせており、彼女はその次の抜擢でしょうか。個人的に全く印象がない人なので、これから注目したい。

最近新人公演が東西とも出来たのは月組のみ、花組宙組も一回のみ、星組に至っては直前で大劇場新人公演が消滅してしまい、雪組東宝公演分も未だ見えず。一番影響を受けているのは彼女ら下級生なので、「リスト」の時は月並みな言い方だけど東西とも公演できることを祈りたい。