宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

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【宝塚】宝塚音楽学校受験の光と影

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「姉」は調べれば誰だかはすぐ分かるのでここでは明記しないが、彼女はとんでもないお嬢様の出らしいということはヅカヲタなら知っている公然の秘密だった。
この方は年齢から逆算して99期~101期まで受験していたようだ。姉さんは170超あるようだが、どんなに努力をしても残念ながら「身長155センチ」では合格するのは娘役といえども相当難しい。まして99期100期は美園さくら・星風まどか・華優希といった色々突出したトップ娘役を出した期、101期は星蘭ひとみのようなビジュアルだけがケタ外れの人がいた期で、努力プラス財力を重ねても彼女らのような努力財力では得られないものを持つ人ではなかったのだろう。仮に102期4回目まで頑張ったとしても、今度は舞空瞳・潤花というところがいたのだから撤退して正解だったろう。
たとえ入団できても小柄なジェンヌは例えば音くり寿・湖春ひめ花・現研一首席の茉莉那ふみのような超絶歌うまでないと、子役専業が続く可能性があった。

でもこの方が凄いのは、姉さんが小中高完全一貫の聖心の高等科出身のようにエスカレーターで行けるところをそこから外れて(それだけでも家族や周辺では相当な葛藤があったろう)、「芸能コース」のある高校、夢破れてから残りの一年を高卒の資格を取るだけのために聖心に行けるような身分を持つ者ならば絶対にいかないような高校(偏差値50~55)から明学へいくという変転がすごすぎ。