【宝塚】花組「巡礼の年〜リスト・フェレンツ、魂の彷徨〜」新人公演
主な配役 | 新人公演 | |
フランツ・リスト | 柚香 光 | 侑輝 大弥 |
マリー・ダグー伯爵夫人 | 星風 まどか | 星空 美咲 |
フレデリック・ショパン | 水美 舞斗 | 鏡 星珠 |
ジョルジュ・サンド | 永久輝 せあ | 太凰 旬 |
まず、侑輝大弥さん、新人公演初主演おめでとうございます。
102期は今回長の期で、通常なら既に主演一回はしていてもおかしくない実力者だとは思っていましたが(前回公演「ファシスネイション」のピアノコンチェルトでバリバリ踊っていた)、コロナもあって研7で主演決定となりました。
102期は彼女と月組彩海せら・雪組咲城けい・星組天飛華音・宙組風色日向と同期で5人新人公演主演者が出るという出世組になって、例のアンバサダー世代の次の勢力として重視されることになりました。既にトップ娘役は舞空瞳・潤花と二人輩出、その他も今回主演の同期支えで線上の役がついた太凰旬や有栖妃華・都優奈・花宮沙羅・春乃さくらというエトワール経験者が揃い、中々個性豊かな人が揃っていると感じます。
星空美咲さん(105期)、新人公演ヒロインは初というのはこの変則変則が続く昨今逆になりましたけど、ここでヒロインになるのは当然。別箱ヒロイン2回ということは本役星風まどかをやるのは今回が初めて、未亡人役は彼女の方が合っているかもしれない。
鏡星珠さん(106期)、入団時成績7番。106期は彼女より成績上の6人のうち男役が4人という男役優位の組で、それを象徴する存在の首席雪組華世京さんは既に雪組新人公演で本役朝美絢の役を無事終わらせており、彼女はその次の抜擢でしょうか。個人的に全く印象がない人なので、これから注目したい。
最近新人公演が東西とも出来たのは月組のみ、花組も宙組も一回のみ、星組に至っては直前で大劇場新人公演が消滅してしまい、雪組東宝公演分も未だ見えず。一番影響を受けているのは彼女ら下級生なので、「リスト」の時は月並みな言い方だけど東西とも公演できることを祈りたい。