宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】雪組で注目している下級生

なんだかんだと雪組「夢介」「センセーショナル」も遂に千秋楽。現在特に贔屓の男役はいないけど、個人的に密かに注目している若手を挙げてみる。「今更かよ」と思ったかもしれないがそれはご勘弁。

日和春磨さん

101期、愛称ぴよた。縣さんと同期。いや、顔はスカステなどで認識してたんだ、童顔なので子役専科だと勝手に思いこんでいたら、今公演でとんでもない認識違いだったことを思い知る。

まずとんでもなく踊れる。今の体制になって雪組はダンス中心に変貌した。路線以外の歌手は組長副組長さんと久城あす&愛すみれさんといった上級生、若手ではすっかりエト職人になってしまったイチオシの有栖妃華さん他若手何人かにほぼ固定され、その他の組子はとにかく踊れないと存在意義がない状況。
そんな中彼女はダンサーであること自体から知らなくてホント恥ずかしいのだけど、どこかのシーンで娘役さん3人でフエッテをやる場面に登場、娘役さんもそのような場面に出てくる人はダンサー揃いなのだが、正直彼女らよりも回ってた。しかも今回東京プログラムの日経の広告ページに写っているのだけど、顔が小さい!同期縣が歌舞伎役者かというぐらい結構大顔なので対比が目立つ。群舞などでトップさんの真後ろで踊ることもあり、トップさんの背中を見る位置を与えられているのは余程のダンサーである証拠。

 

紗蘭令愛さん
103期。まず雪組にしてはデカい。横にもデカく見えるので結構存在感がある。しかも顔つきが他の同期下級生とはちょっと違うのでかなり目立つ人。金髪にしていることが多いのでそれに拍車を掛けている。何が得意なのかだがけど、群舞にいることが多いのでダンスか?スタイルがそっくりな妹さんもジェンヌ。上記二人は仕切り直しのオデッセイに出演。

 

霧乃あさとさん
106期。ま、同期には若き日の柚香光を彷彿とさせているド路線のかせきょーさんがいるのだけど、この人も入団時成績5番目で決して負けてない。たまたまショーで叶ゆうりさんが何日か休演していた時に観にいったのだけど、彼女の歌のソロの代役がこの人で、結構歌えるのを認識した。別箱は心中・恋の大和路組でかせきょーさんと分けたのも賢明。通しの役もついていたのでこれから期待。