宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】星組集合日

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最近の星組集合日近くになると「そろそろか」と言われ続けてきた両名の卒業、しかも同時。
本日深夜から音楽学校文化祭の各期の模様が毎日放送されるシリーズが始まり、それもこの両名の91期から始まった。両名と同期で今回は残留を選んでいるまいけるさんこと大輝真琴さんの映る場面が多かった。入団時みっきいさんは音校首席、大輝さんは11番(男役ではみっきいさん、ゆりさんこと紫門ゆりやさんに次ぐ三番目)と成績上位だったから当然か。
(今まで全く意識をしていなかったけど、文化祭では大輝さんの芸達者ぶりが目立った。実は彼女は宝塚90周年大運動会にも当時予科?であったが、徒競走に出ていたようだ)。

実は彼女ら91期は今に至るもバウ主演東上主演者も出なかった期で、そういう期はバウホールが開館した1978年まで遡ってもそれまでなかったようだ。90期も似たようなものだったが、あきら(瀬戸かずやさん)が退団近くになってバウ東上をやったので、唯一になるかもしれない(その他では99期がまだ主演者がいない。出ないかもしれない)。これはひとえにバウ主演者を4人3人5人出し、トップスターも2人づづ出した上級生87期~89期の影響をモロに食らったものだと思う。

それでも新人公演主演は3名(ふじP鳳真由さん・ゆりさん・あっきー澄輝さやとさん)と出しているのだから、みっきいさんも新人公演主演ぐらいはやっても何らおかしくなかった。やっぱりタイミングが悪い時期にケガでリタイアしたのがワンチャン逃してしまったのだろうか。劇団もそれを負い目に感じていたのか、基本新人公演主演者とヒロインが出る場であるタカスペにはいつも出ていたし、今回もミュージックサロンまでやってもらえる。男役がミュージックサロンをやるのはウエクミこと上田久美子大先生脚本のとしちゃん(宇月颯さん)以来だと思う。
最近のみっきいさんの役で強烈な印象を残したのは「ロミオとジュリエット」のキャピュレット卿。まだまだ現役バリバリの色気でこの色気じゃ外に女いるだろ!」と思わず声をかけたくなるほどだった。

91期文化祭で娘役で目立っていたのは、野々すみ花と愛加あゆ後のトップ娘役だったのだが、その他(白雪)さち花が今と全く変わらない姿で芝居のいい役をバンバン取っていたのが印象的だった。後のトップと今も現役バリバリで頑張るさち花。はるこさんはその次ぐらいに文化祭では目立っていたから入団後バウヒロイン東上ヒロインまでやるのは当然だったろう。彼女とトップ娘役OGとどこに違いがあったのかがよくわからない。新人公演期間の頃をよく見ていなかったので。これもタイミングの問題だったのだろうか。はるこさんのすごいところはさち花が早いうちから老け役専科になっている今においてさえヒロインを張れる美貌か。コロナ禍直前にトップ就任直前の礼真琴さんの全国ツアーヒロインをやったのは記憶に新しい。

91期の話で長々書いてしまったが、98期の華雪りらさんも退団する。彼女は彼女でとんでもない美人なのは今更言うまでもないが(それでも中学まではバリバリの柔道少女だったという)、ヒロイン張るには娘役でも小柄だったか。組替えで新境地を見せるかと思ったが、特に印象的な役がないうちに卒業になった感がある。「マダム柚美のコレクション」として終わる感じなのが残念だ。