宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

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【競馬】藤沢和雄調教師の軌跡

一般にはあまり知られていないが、中央競馬の年度替わりは3月ではなくて2月。2月末までに70歳に達していた調教師は定年となり、厩舎は解散ということになる。

本年度も7名の調教師が競馬サークルを去ることになる。その中で一番の大物調教師であるのが何と言っても藤沢和雄調教師。1987年に調教師免許を取得後36年、ついに定年で名門厩舎の看板を下ろすことになった。

そんな師のこれまでの軌跡をデータを見ながら分析していきたい。

今週末で12頭出走させるらしいが、厩舎開業後9101戦余りの出走させ、総成績は

(1568-1173-945-5415)、1着度数>2着>3着なのが素晴らしい。

 

その中での勝ち鞍ベスト10を挙げてみると、

岡部 1111戦295勝
北村 1309戦204勝
ルメール様 614戦161勝
横山典 711戦133勝
橋本広 476戦90勝
坂本 384戦59勝
ペリエ 182戦52勝
柴田善 276戦36勝
デザーモ 151戦36勝
田中勝 184戦29勝
といったところ。実に出走した馬の1割に岡部が乗っていたのは凄い。
ちなみに栗東美浦で所属が違うどころかライバル厩舎に乗っていたことが多かった武豊、それでも彼は103戦22勝、安藤勝アンカツも101戦21勝を挙げている。

ちなみに障害競走は320戦44勝と意外と勝ち鞍が多く、そのうちの20勝は五十嵐雄祐が一人で挙げているのは今調べて意外だったが、障害GIの中山GJと中山大障害には勝ち鞍どころか出走すらしていないようだ。

そして重賞勝ち鞍だが、GI34勝GII46勝GIii46勝と相当な成績で、ルメール10勝岡部8勝ペリエ7勝横山典3勝北村2勝他武豊蛯名四位池添各1勝といったところ。

更に厩舎所属で走らせた馬は1164頭、最多勝はグランアレグリア8勝、タイキシャトル7勝シンコウラブリイシンボリクリスエスが6勝、ゼンノロブロイレイデオロ他が5勝といったところ。

更に人気分析。藤沢厩舎になるとそんなに低人気ということにはならないのだが、それでも調べるとありました18番人気が3回も。14番人気でも15番人気でも勝ち馬はいないのに、16番人気で2勝していたのは不思議。

以降取り急ぎ調べてみました(以降追記があるかも)。