宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】雪組別箱のキャスト

kageki.hankyu.co.jpMidsummer Spectacular
『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』
作・演出/野口 幸作

「ODYSSEY(オデッセイ)」とは、「長い冒険旅行」を表す言葉。
真夜中の海に、大航海時代カリブ海で消息を絶ったという伝説の海賊船「ODYSSEY号」が蘇る。
美しき海賊王、ブルーム率いる個性豊かな海賊たちが「夢の大航海」の幕を開け、月の女神セレネと太陽の神アポロンに導かれ、世界の国々を巡るなかで、美麗荘厳なパフォーマンスを繰り広げる。
ACT1は「海風(Sea Breeze)」をテーマに構成した躍動感溢れるダンス・ショーケースを、
ACT2は「彩風(Colors of the Wind)」をテーマに、古今東西の名曲で綴る、華やかな世界巡りのレヴューをお届け致します。
数多の熱い声援に応え、待望の出航を果たす「ODYSSEY」にご期待下さい。

(2022年1月に東京国際フォーラムにて上演予定であった雪組公演『ODYSSEY(オデッセイ)-The Age of Discovery-』(全公演中止)を、この度、梅田芸術劇場メインホールで上演することとなりました。なお、出演者の一部は変更となります。)   

kageki.hankyu.co.jpミュージカル
『心中・恋の大和路』
近松門左衛門「冥途の飛脚」より~

脚本/菅沼 潤 演出/谷 正純

近松門左衛門の代表的な世話物の一つである「冥途の飛脚」をミュージカル化した『心中・恋の大和路』は、1979年の初演以来、再演を重ねてきた日本物の名作。江戸時代の大坂を舞台に、運命の恋に溺れていく飛脚問屋の主人忠兵衛と遊女梅川の姿を、哀しくも美しく謳い上げた物語が、再び宝塚歌劇の舞台に登場致します。   

「ODYSSEY」はこのままお蔵入りする訳はないと思ってましたが、もう一つの別箱が「恋の大和路」とは。これは前回の雪組演でそれこそ当時のトップコンビ(壮一帆・愛加あゆでやったもので、同じく現在の咲きわでやってもおかしくない。もしやコロナがなければ、咲きわが恋の大和路で、別の題目を誰かが(ま、現状ソラカズキぐらいしか該当者がいないのだが。)東上公演を予定していたのかもしれない。それがこうなったので、急遽そらに回ってきたものと思う。咲きわコンビ、あるいは誰かの公演が一本飛ばされた感はある。

そらは「夢千鳥」で日本物に高い適性を見せたので問題はないが、焦点はヒロイン梅川役。今これができる「格」を持っているのは夢白さんになるのかな?うーん、元宙組同士のコンビよりも誰かの大抜擢が見たいのだが。はばまい(音彩)ちゃんじゃさすがにダメだろうかなあ。ハーフ色が濃いため日本物?って感じだけど、日本物はしゃべ化粧で白く塗るのでどうにかなりそうだと思うが。

「ODESSEY」、これはこれで1月公演予定時と大きく違い、あやな(綾凰華さん)とあみちゃん(彩海せらさん)他がいない。これは縣さんが来ればあらかた解決だろうけど、「大和路」の八右衛門役も必要な訳で、これは縣さんの他には諏訪さきさんぐらいしかいない。バウ「SWEET」のメンバーであとできそうな人いるのかな?
今更ながら二人抜けるのは大きな戦力ダウン、若手にとってはチャンスなのだが。