宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】花組千秋楽を観て

お花渡しが大外れだったのですが、配信で千秋楽を見て感じたことを箇条書きになりますが、備忘録として記しておきます。

・研11以上という上級生の卒業だったためか、皆さん卒業の挨拶がお上手。

・意外と派手なものがない卒業生のお花。

・優波、大劇場卒業では異例のOGのなっち(更紗那知さん)を呼んで、彼女が無観客での大劇場卒業を余儀なくされた前回「アウグストゥス」の借り?を返す。お花が一見サラダを想起してしもうた。彼女の初舞台公演の頃は残念ながら宝塚とは無縁だったのだが、伝え聞く彼女の初舞台公演時の状況を思うと中々感慨深い。

・真鳳つぐみさんのエピソードに泣ける。でも一回落ちたから栄光の95期に加われて最後まで柚香水美両名を見届けての卒業と考えれば無駄ではなかったかも。

・あのゆめさんが再三言葉を詰まらせたのは、卒業への思いのためか。
・誰がお花渡しか、現役生なら花で一緒にいた同期ちなつかと思わせておいて御大真風の登場に湧く客席。おそらくライブ中継会場やライブ配信を見ていた各家庭でも同じだろう。こっちなんかうぉぉぉぉぉ!!」と叫びながら真っ赤になるほどディスプレイに向かって手まで叩いちゃった。
・今回のゆめさんのような同期の現役トップさんと自組の現役トップさんの両方からお花渡しがあった人って過去に何人いらしたのだろう?条件として卒業時に一番上級生あるいはトップ娘役の単独退団か二番手である必要があり、同期かつ別の組にトップさんがいて、そのトップさんが東宝や別箱で公演中でないことが必要であるとなるとかなりハードルが高い。雪組の沙月愛奈さんが卒業された時は同期で登場したのは望海さんだったけど、前公演で卒業されていた。トップさんが三人いる95期なら実現しそう。現在研13の95期以上での卒業なら卒業時に一番上級生になっている可能性はある。
・真風の花組舞台への登場は図らずも一瞬「まかまど」が同じ舞台に再度立ったことになった。「アナスタシア」大劇場千秋楽、「あの日の12月」からきっちりまる一年。こういう光景を見かけるとは当時は想像だに。
・カレーさんが専科異動に話を向けて涙ぐむさおた組長。思わず「はい」とおっしゃられた時の声は今まで聴いたことのない女声だった。