宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【競馬】新規調教師試験結果

race.sanspo.com

 2022年度の調教師免許試験の新規合格者が発表され、嘉藤貴行騎手(40)=美・フリー=ら5名が合格した。合格者は以下の通り。

 上原 佑紀(うえはら ゆうき)
 緒方 努(おがた つとむ)
 小栗 実(おぐり みのる)
 嘉藤 貴行(かとう たかゆき)
 西園 翔太(にしぞの しょうた)

正直、嘉藤が合格したのには驚き。通算157勝、重賞制覇ゼロどころかメインレース(11R)すら(3-4-9-200)という散々な成績。若手騎手の扱いでなくなった以降は2016年の10勝がキャリアハイ、あとはひと桁の勝鞍になっていた。最近は調教師試験の勉強をしていたためか、騎乗数も半減していた。それでもまだ若いのでノーザン様の覚えめでたくなればいいね。

news.yahoo.co.jp上原のオヤジはダイワメジャーの上原師。来年1月で65歳なので、後継者か。西園のオヤジの西園師、ハクサンムーンが有名どころか。年末に66歳になるので、これも跡継ぎなのだろう。

来年2月末で定年(70の誕生日を過ぎて初めて迎える2月末日で定年引退)になると見られる調教師は、あの藤澤師の他、浅見・古賀・柄崎・堀井、田中清・藤原辰・高橋祥。浅見師を除いた7人は全員美浦という偏り。そしてまだ開業していない今年の合格者のうち、まだ開業していない調教師が蛯名・堀内・西田・中村・村田の5名。エビショウが藤澤厩舎を居抜きで開業するのは濃厚、残りの美浦の3枠にはそのままそっくり3名が入るというところか。何のことはない、調教師試験合格者は定年を迎える調教師の数で決められるというこった。

今回の合格者はオヤジの厩舎や今の所属で技術調教師を経ないで即開業、嘉藤などはデビュー時の師匠の田中清厩舎は来春で定年解散なのですぐに開業するかもしれない。なお再来年70歳で引退すると見られる調教師は5人。橋田・池添のオヤジ・南井といった有名調教師も含まれている。