宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】月組2022年初夏の別箱

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ドラマティック・ショースペース
『Rain on Neptune』
作・演出/谷 貴矢

海王星ネプチューンに降る、ダイヤモンドの雨。それは海王星の月、トリトンから、青く輝く氷の惑星へと贈る、ラブレターであるという。
そんな噂を聞きつけ、伝説のトレジャーハンター、シャトーが海王星にやってきた。激しい嵐と冒険を求める彼だったが、降り立った先は数多の宝石と音楽に溢れる、美しき夢の世界であり、意外な歓迎を受けてしまう。月の王トリトンは、戸惑うシャトーに二つだけ条件を提示する。一つは、ダイヤモンドにだけは手を出さないこと。そしてもう一つは、氷の女王、ネプチューンに恋心を抱かないこと。それさえ守れば、ここにいつまでもいてよいと言う。遠い遠い故郷、フランスを想起させる追憶のチューンに乗せ、不思議な住人達と冒険を忘れ安らかな時を過ごすシャトー。だが、雨の彼方に浮かんでは消えるネプチューンの美しい姿に、次第に心惹かれていってしまう。恋が、雨を嵐に変えていく。
舞浜アンフィシアターの空間をドラマティックに活かし、芝居仕立てで紡ぐショースペースと、クラシカルでスペクタクルなフィナーレ。新たな試みによる二部構成で送る、コズミック・コンサート。  


読んでいて訳が分からない。まだクロノスケとか言ってた方が分かるとは。それにあの舞台が狭いアンフィニでコンサート以外何ができるかというところ。ま、シャトー=城=月城=れいこさんトリトン=ちな様、ネプチューン=海ちゃんということはわかる。今更ながら月城・鳳月・美月とこの三人さん月が多すぎ。

 

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月組公演

■主演・・・暁 千星

ブエノスアイレスの風』
-光と影の狭間を吹き抜けてゆく…-

作・演出/正塚 晴彦

紫吹淳主演で1998年に初演、柚希礼音主演で2008年に上演され、いずれも好評を
博した作品の待望の再演。
1900年代半ばのブエノスアイレス。反政府ゲリラのリーダーで政治犯として囚われてい
たニコラスが、特赦により7年振りに釈放される。軍事政権が倒れ、民主制となった祖国
で新たな人生を歩み始めたニコラスは、ダンスの才能を買われ、タンゴ酒場の花形ダン
サーであるイサベラのパートナーとして雇われることとなるが、そこへかつての仲間リ
カルドが現れ…。
新たな生き方を模索する男の姿を通し、人生の意味を問いかける物語を、ドラマティック
なタンゴを随所に盛り込んでお届け致します。   


大蛇丸などという訳の分からない役が来てなんなんだと思ったら、不意に東上公演の発表。
初演は紫吹淳さん主演、再演は柚希礼音さん東上初主演、当時月組から組替えで来てまもない、後にコンピを組み続けることになる夢咲ねねさんとの初コンビの公演がこれ。当時は正式発表はなかったが、誰もが次期トップを知った公演か。事実この後、「My dear New Orleans」の後にトップ就任となった。当時の批評を探ると、ねねさんは柚希さんに相当ダンスをしごかれたという話。

ありちゃんがマサツカって、マサツカ的なものが一番足りないからこれから二番手に上がるにはこれも修行かな。

過去の公演評を見るにとにかくタンゴを踊って踊って踊りまくるようなので、ヒロイン・イザベラは踊れる人ということになる実績ありの人になると必然的に天紫珠李さんかきよら羽龍さんのどちらかか(彩みちるさんはれいこさんの側近にいないと組替えした意味がないから舞浜が濃厚)。
ここできよらさんだったらもうありのお相手は決まりとなりますが、星組公演時とは違い、この公演の後にすぐにトップが変わる状況でもないから、ここは天紫さんでありと豪快に踊るってパターンかもしれない。思えばちえねねもデカいコンビだったし。そうなったらきよらさんはリリアナ役、またはシビさん(矢代鴻)や音花ゆりさんがやった歌手フローラ役といったところか。