宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】花組次回公演

kageki.hankyu.co.jp花組公演

■主演・・・柚香 光、星風 まどか
梅田芸術劇場メインホール:2022年3月21日(月・祝)~4月6日(水)<一般前売:2022年2月26日(土)>
座席料金…S席9,000円 A席6,000円 B席3,000円
ミュージカル
『TOP HAT』
Music & Lyrics by Irving Berlin
Based on RKO’s Motion Picture
Book by Matthew White & Howard Jacques
Based on the Screenplay by Dwight Taylor & Allan Scott
Presented by Arrangement with RKO Pictures LLC, Warner Bros. Theatre Ventures Inc. and the Irving Berlin Music Company
Originally Produced on the West End Stage by Kenneth H. Wax
脚本・演出/齋藤 吉正

フレッド・アステアジンジャー・ロジャースによるハリウッド黄金期のミュージカル映画を舞台化した「TOP HAT」は、2011年のイギリス国内ツアーでの初演以降、ロンドン・ウエストエンドでも600回以上上演され、ローレンス・オリヴィエ賞を3部門受賞するなど、世界中の観客を魅了してきたミュージカル作品です。2015年の宙組による日本初演も好評を得た本作を、柚香光を中心とした花組にて再演致します。心躍るダンスと音楽で綴る、小粋でロマンティックなラブストーリーをお楽しみください。
ブロードウェイで活躍するスターダンサーのジェリーは、公演の為訪れたロンドンのホテルでモデルのデイルと出会い一目惚れしてしまう。デイルの心を射止めようと必死になるジェリーに、彼女も好意を抱き始める。しかし、ふとした行き違いからデイルはジェリーのことを友人の夫であると勘違い。誤解が誤解を生み、二人の恋は周囲を巻きこんだ大騒動へと発展していき…。

 

宙組公演は観ている。スカステではやらない、円盤は(多分)もう売ってないので、詳細を思い出せないが、組回りで「グスタフ」をセリフ付きでやった星風まどかさんが、キヨ他同期と出演、その頃はまだモブで、というか最後のモブで、ヨシマサ演出らしくなぜかスクール水着着用で観客が衝撃を受けていたという公演。以後次の公演で新人公演ヒロインに大抜擢されるなど超爆上げ路線を歩むことになる直前の貴重な記録だった。
その他は愛ちゃんのコミカルなイタリア人デザイナー・べディーニ役など。愛ちゃんは以降こういう別格的な役が多くなっていった。そしてこれがカイちゃん(七海ひろき)の宙組最後の公演となった。

で、花組で再演。まどかは再演という意識は薄いかもしれない。かつて宙組時代の先輩だったみりおんの役を初めてやるので感慨は深いだろうが。

それより何より、この公演の最大の焦点は、「べディーニは誰がやるのか」というところ。今の花組メンバーなら(飛龍)つかさなのだが、後述のひとこ東上公演に1期下の彼女が出る可能性もある。まさかのマイティ?一番適任と思われるゆーなみさんがその頃には卒業されているのが痛い。何げにさおたさんもいないんだよなー。
で、最速で脳内配役(宙組時と花組の予想)。
ジェリー・トラバース    朝夏 まなと 柚香光
デイル・トレモント 実咲 凜音 星風まどか
ベイツ    寿 つかさ 航琉ひびき
マッジ・ハードウィック (ホレスの妻で、デイルの友人)(二幕)  
純矢 ちとせ 華雅りりか
ホレス・ハードウィック(ジェリーをロンドンの公演に招待したプロデューサー)
七海 ひろき 水美舞斗
アルベルト・べディーニ(デイル専属のイタリア人ファッションデザイナー)
愛月 ひかる 飛龍つかさ

 

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2022年宝塚歌劇公演ラインアップにつきまして、【梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ公演/東京建物 Brillia HALL公演】の上演作品が決定しましたのでお知らせいたします。   

 

花組公演

■主演・・・永久輝 せあ

梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ:2022年3月25日(金)~4月2日(土)<一般前売:2022年2月27日(日)>
座席料金…全席8,000円
◆東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場):2022年4月8日(金)~4月14日(木)<一般前売:2022年3月5日(土)>
座席料金…S席8,300円 A席5,000円

Fantasmagorie
『冬霞(ふゆがすみ)の巴里』
作・演出/指田 珠子

時は19世紀末パリ、ベル・エポックと呼ばれる都市文化の華やかさとは裏腹に、汚職と貧困が蔓延り、一部の民衆の間には無政府主義の思想が浸透していた。
そんなパリの街へ、青年オクターヴが姉のアンブルと共に帰って来る。二人の目的は、幼い頃、資産家の父を殺害した母と叔父達への復讐であった。父の死後、母は叔父と再婚。姉弟は田舎の寄宿学校を卒業した後、オクターヴは新聞記者に、アンブルは歌手となって暮らしていたが、祖父の葬儀を機にパリへ戻った。怪しげな下宿に移り住む二人に、素性の分からない男ヴァランタンが近づいて来る。やがて姉弟の企みは、異父弟ミッシェル、その許嫁エルミーヌをも巻き込んでゆく…。
古代ギリシアの作家アイスキュロスの悲劇作品三部作「オレステイア」をモチーフに、亡霊たち、忘れ去られた記憶、過去と現在、姉と弟の想いが交錯する。復讐の女神達(エリューニス)が見下ろすガラス屋根の下、復讐劇の幕が上がる…!  

まず、永久輝せあさん、初東上公演おめでとうございます。

「なんだ浦島太郎かよ」と思わせておいて驚愕の展開だった「龍の宮物語」を書いた指田珠子(しゅこ)先生の初東上作品でもある。

当然オクターヴはひとこさんなんだろうけど、ヒロインと思われる「姉」が分からない。もうひとこさんよし上級生の娘役でヒロイン張れる娘役はいないので。まさかの音くりさんはここかもしれない。「歌手」だし。
オクターヴ 永久輝せあ
アンブル 音くり寿?
ヴァランタン 聖乃あすか
ミッシェル 希波らいと
エルミーヌ 美羽愛OR星空美

こんなところかな?