宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】 続・開局19周年夏のスペシャル私感

雪組
下級生時代から抜擢が多かった彩風さん、その頃の下級生イメージが付いていたためか、そのイメージが違って結構オレ様気質だったか。まもっとも音校主席、新人公演主演実に5回、組内同期も早々と2015年までに全員撤退とそうなる素地は結構あった。
対するトップ娘役の朝月さんは文字通り呼び戻しての就任なので、彩風さんに何かを意見できる状況ではなさそうだけど、それまでトップ娘役候補お目されていたガハガハ笑うだけの潤花さんよりは常識人の分、ずっと御しやすいのだろう。
結果、一種の「恐怖政治」が組内に蔓延することを恐れる。

 

星組
これはもう、95期と102期の主席同士のコンビ、既に何回か公演をしている仲だけあって実はお互いの話より組全体の話を俯瞰した上でのトークに終始しているのに驚いた。恐らく音校ではずっと委員、入団してからも期の長として新人公演などを仕切ってたはずだから、如才ないとしか言いようがない。
ただ、愛ちゃん卒業後同期の瀬央さんがそのまま別格二番手で関係が続くのかは分からない。

 

宙組
観てた人はわかる通り、各組中一番笑いが多かった組。ガハガハニカニカ笑う潤花さん、それを余裕で受け止める真風さん、同じく笑いが多いまっぷー(松風)さんというコンビ。思えば前娘役トップの星風さんは真風さんにはきっちりしすぎていい意味で隙間が多い真風さんには息苦しかったのかもしれない。彼女自体優等生で入団したわけではないし。そんな彼女には謎の爆上げで今や組内主席にまで上がっているが、音校卒業時32番の潤花さんの方が合っているのかもしれない。真風さんは潤花さんの「前相手役」の彩風さんと違ってオレ様キャラでもないし。