宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】報われない期

 いや~、「マノン」を観ていたら「愛ちゃんとくらっち、どちらか柳生でお辞めになるのかな」と思っていました。特に最近退団者が増 えてきた98期研10のくらっちがついにかと思ったら、 まさかまさかの愛ちゃん!

愛ちゃんの93期は新人公演主演6人、バウホール公演主演4人と いう路線男役の宝庫と目されていたのに、 今その中で残っているのは咲ちゃん、愛ちゃん、おキキ様のみ(他に管理職候補と思える花組の航琉ひびきさん)。研15の現在トッ プになれたのは雪の咲ちゃんのみ、新人公演実に5回(そのためか同期が早々と卒業され、雪組同期がいない時代が長くなった)、御曹司中の 御曹司だったにも関わらず就任は遅めの研15だった。94期研14の珠ちゃんが今月トップ5年やって卒業するというのに。

これは93期を育成途中に95期という「大鉱脈」を劇団が発見したというのが最大の理由だろう。男役の95期、娘役の96期はその上の期下の期の何世代にも渡って影響を与え続けている。