宝塚、そして時々競馬 石和田治樹のブログ

宝塚観劇感想、そして時々競馬のこと

【宝塚】最近印象に残ったこと

公演中止でチケットが飛びまくる昨今、「贔屓組でなくてもいいから宝塚を観たい」という気持ちに溢れている。

仕方がないからスカステを観て過ごす日々だが、これも新ネタがないので再放送でお茶を濁す現状で閉口。
そんななか思ったことを。

 

星組 退団者のお知らせ | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ

https://kageki.hankyu.co.jp/news/20220801_004.html

下記の生徒の退団発表がありましたのでお知らせいたします。

星組

麻丘 乃愛
2022年9月19日(星組 宝塚バウホール公演千秋楽)付で退団   

104期研5、同期にきよら羽龍、美羽愛など。この期は早期退団者が多い組なのだが、
そこそこの成績でいた娘役が退団するのは彼女が初めてだ。

この人は既にすみれ募金の頃からその容姿が目立っていた人で、どこで上がってくるのか
と楽しみにしていたのだが、正直別箱ですら目立つ役に当たらないうちに終わってしまう
とは思わなかった。全組観劇を目標にしているが、最近コロナ禍もあるし、星組に贔屓が
いないのもあって星組は観て2回または1回プラス東西千秋楽の配信程度になってしまって
たが、そんな中でも彼女の存在を見つけようとした。「めぐあい」でも天希ほまれさんと
カップルが異常に光っていた気がした。

 

研5なら本公演千秋楽でも階段降りができたはず、なぜこの前の(そして次の)本公演で
はなくバウ公演なのかが残念。
ま、現実はトップに上級生、そして路線として下級生が組み替えをしてきた現在、トップ
になるために入団した向きにはそろそろかというのはわかるが、折角高い倍率を突破して
歌劇団に入ったのだから、最低新人公演を卒業するまでいてくださいよ、というのが正直
なところだ。進学したいのならこの時期がリミットかもしれなかったが。

 

www.tca-pictures.net

娘役2名が元トップ娘役をゲストにトークをする番組「Fairy Session」!第4回は月組
天紫珠李・白河りりが元月組トップ娘役・愛希れいかをゲストに迎え、娘役の心得な
どを学んでいきます。愛希が出演していた作品で特に印象に残った作品を選び、当時の
エピソードなどを語る「ビジュアルコメンタリー」のコーナー、天紫と白河が愛希に質
問していく「娘役Q&A」のコーナー、天紫と白河が「いつもバッグに入っている必需品
は?」などの質問に回答していく「Fairy question!」のコーナーなどのラインナップ
でお届けします。どうぞお楽しみに!

天紫さんの貫禄が元トップで6期も上のちゃぴさえも圧倒していたんだが、なぜだろう?

 

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スターがバラエティに富んだお題に挑戦!side-A、side-Bと二か月連続でそ
れぞれ別の角度から、その魅力を探ります。今回は宙組の芹香斗亜が登場!
芹香のside-A、テーマは下級生をプロデュース!ゲストの鷹翔千空、水音志
保、山吹ひばりの新たな一面を、芹香がこれまで培ってきたプロデュース力
で存分に引き出し、その引き出された瞬間をプロの写真家が切り取ります。
はじめは芹香のお手本に目をハートにしつつ、緊張で固くなっていた3人も、
次第に芹香からの指示を受け、徐々に雰囲気のある表情に変化!さすがのプ
ロデュース力を発揮!芹香自身も、こんな写真が撮ってみたかった~!と、
思い通りの出来栄えに満足の表情を見せます。終始和やかな空気感で下級生
とともに過ごす芹香の、舞台上では見られない素顔の魅力をご堪能ください。

まあ、とにかく芹香さんのプロデュース力には驚く訳だ。なんで新人公演ヒロ
インをやってなかったんだと思う美貌のひろこ、宝塚じゃなくても他の芸能事
務所が放置しておけないひばりちゃんという宙組自慢の娘役へのイメージが凄
い。人物撮りって本当に難しいんだ。自分の意図するところをまず持たないと
ダメだし、そのとおりにモデルが動くとも限らない。だから大抵のアマカメラ
マンは動物風景鉄道飛行機子供など狙えば撮れるものが主体になるし、今は知
らないがヌード撮影会みたいのは場馴れしたモデルのそれらしきポーズで撮ら
せてもらっているだけで、自分の意図は殆どない。

【宝塚】星組全国ツアー香盤発表

「ありちゃん」の配役、結局これが全てだったようだけど、主役琴ちゃんの配下というところに落ち着いた。直近でやった宙組ではキタさん(緒月遠麻)の役。対する瀬央さんの役は本役まあ様(朝夏まなと)さんの役で、一部が吹きあがってたようだ。

でも月で研11までいた方がいきなり琴ちゃんの仇役では何から何まで違うところに放り込まれた中では流石に荷が重い。微妙な配慮だが妥当だろう。その分ショーでは卒業されたみっきいさんとバウ主演の極美さんの場をミックスして新たな場面を作って目立たせると思われる。今の星組の路線どころでは琴ちゃんに比肩するダンサー男役はいないので。

ところで広島出身の男役ジェンヌは瀬央さんとありちゃんのみ(娘役は他組に三人)ですが、稽古中は広島弁が飛び交うのだろうか?

【宝塚】105期娘役の現在地

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ハイローの新人公演主演が今日発表された。

コブラ【山王連合会】        真風 涼帆        亜音 有星(103期)
カナ                                      潤 花               山吹 ひばり(105期)
ROCKY【White Rascals】    芹香 斗亜        風色 日向(102期)

んー、予想通りというか。これで山吹ひばりさんはトップ娘役候補として認識されることになった。
それどころか現在宙組で新人公演ヒロインを2階経験することになる下級生は彼女しかいないので、すでに候補ではないのかもしれない。

巷間言われている「105期娘役四天王」の現在位置をもう一度確かめておきたい。


では、まずメンバーとキャリアを再確認。

花組 空美(新人公演ヒロイン1回・バウヒロイン1回・東上公園ヒロイン1回)

雪組 音彩唯(新人公演1回)

星組 詩ちづる(新人公演1回・阪急ポスター春夏モデル)

宙組 山吹ひばり(新人公演2回)


今一番重要なのは「星空さんはいつどの組でトップになれるのか?」になる。自組花組のトップ・星風まどかの去就が全然読めないからに他ならないから。来年100期の彼女も研10になる。あのちゃぴでさえ退団したのは研10、来年はかなり怪しいのだが、「添い遂げ退団」をしない花組ということもあり、星風退団後は余り合ってないと思う柚香と組むのか?
また、宙組の次期トップ娘役も来年あたり空くかもしれない。現トップ娘役の潤花が果たして真風と添い遂げるか。添い遂げるとしたら、今年バウ公演がない宙組、山吹では次期トップに間にあわない。その場合「星空と山吹のトレード」という超荒業を繰り出す可能性がある。
もし潤花が引き続きなら、その間組内で山吹を育成すればいいし、星空はまどか待ちということになる。

 

そして残った二人、音彩さんは「CITY HUNTER」でようやく新人公演ヒロインをやったが、続く「夢介千両みやげ」が日本物、次が満州と容姿にハーフ色が色濃い彼女には厳しい公演が続く。ショーでは銀橋渡りで歌のうまいところを見せたが、一本物ではそのチャンスもない。幸か不幸か当初の日程では出演していないオデッセイに出られるので(これも別箱が日本物だからだろうが)、どれぐらい活躍できるか注目。

最後に先日新人公演ヒロインをやった詩さん。まだ始まったばかりで、どういう展開になるかは分からぬが、星組星組で「舞空以後」が明確になっていないので、102期舞空からのバトンタッチの可能性はある。彼女も秋の全国ツアーでは故郷に錦を飾ることになるので、ここで大きく飛躍することを望む。

 

【宝塚】月組新人公演その他の香盤

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うーん、中々渋い配役だと思った。 ほぼ前回ロマンス劇場から各人ステップアップしていると思った。 個人的に注目してる107期のわかしゅりこと一輝翔流さんと天つ風朱李さん、それぞれ本役春海ゆう夢奈瑠音さんといった月組屈指の超上級生の芝居上手に決まった。研2の路線候補としては極めて異例の抜擢ではないだろうか?いずれ新人公演主演を二人ともやるはずで、今回の新人公演では上級生が本役路線をやる間に月組の核である芝居をしっかり勉強させるという事だろうか。

娘役路線はもうきよら羽龍→花妃舞音というのがガッチリ固まったようで。